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タックルショップ&カスタムロッドファクトリー「GROOVER’S BEND」の店主「桑野」の日記でございます。

亜細亜修行 セール編 2

この濁りの水域の沖に青い世界が広がる

みなさんこんにちは。GROOVER’S BENDの桑野です。

昨日の続き・・・セール編です。


↑ドチャ濁りの沿岸部。
流入河川が運ぶ大量のシルト(泥)によって沿岸部は大抵こんな感じ・・・
大自然の凄さに圧倒って感じですね。

このドチャ濁りの数マイル沖には、青々としたエリアが広がり、
そのエリアにセールが存在します。

たぶん、この濁りがもたらす栄養塩が
ベイトを育み、それがセールが集まる理由となっているのでしょう。

この濁りのエリアを突っ切って、今回の修行は幕をあげました。

今年の修行に地は、異常気象らしく、
友人達の話では、
「今年数回アタックしたが、1回も海に出れてない」
との事。

釣行前にチエックした衛星写真にも、
その原因となっている大きな空気の渦が
半島の沖に定位しているのが見て取れました。

実際には、運が味方し、
なんとか海に出れたんですが、
正直、結構ドドンピン

・・・って感じでしたね。

そんな中で、修行開始。

今回の自身のテーマは、
とりあえず1本、キャッチする事。
そんで、
体験から、キャッチする為の可能性の欠片を見つけ、
再現性のある理論を構築する事。

うう・・・自分で書いててカッコイイですね。
これは、正直カッコつけすぎです。
すんません。

とにかく、体験、そして観察・・・
そんで、そこから何かを感じる事に徹底しました。

そんなこんなで、試行錯誤の結果、
運も味方して、
その延長線でのファーストキャッチ。

正直、吼えまくった・・・と、言いましょうか??
自分自身が完全解放され、その先に訪れるアングラースハイ。

これがたまらなくてやってる訳ですから、
ここは、腹いっぱい雄たけびをあげときました。

この1本は、セールの口からセットバックした部分にアウトフックしてまして、
いわゆる外掛り故にキャッチできた魚でした。

このアウトフック・・・
この時点では、「運が良かった」的解釈だったんですが、
その後、訪れた数回のバイト~フックアウトを観察し、
何となく”言葉にならない可能性”を感じまして・・・

それが、あるきっかけで、芋ズル式に解けて、
そこから2本のラインブレイクを経ておぼろげな理論と言いましょうか?
フッキングプロセスの理論へとたどり着いた訳です。

今回の私の最大魚 このセールとの対峙・・チキンさ加減を痛感しました

そして、そのおぼろげな理論のピントが合った・・・
と言いましょうか??

プロセスの再現でフッキングに持ち込んだのが、
今回の私の最大魚となった↑このセール。

この1本をキャッチした事で、
可能性は、確信へと変化を遂げます。

今回の修行を締めくくった1本

そんで、↑の3本目を
同じプロセスでフッキングに持ち込んでキャッチ。

この1本で同じプロセスを踏む事で、アウトフックが再現できることを確認できました。

私のキャッチしたセール計3本は、全て口の外側
・・・つまりアウトフックでのキャッチ。

口周りを狙うのではなく、
セールのバイトの特性を逆手にとって
あるプロセスを踏むことで
アウトフックを狙う。

このプロセスの再現には、
ある程度のシュチエーションのシンクロは、
当然 求められますが、

セールが特性的に起こす行動を基点としているので、
10回中1~3回位は、シュチエーションがシンクロするはず。

この考え方でフッキング効率は、確実に伸びると確信してます。

と、すみません。
熱くなってしまいました。

今回書かせていただいた事は、あくまでも持論。
参考までに聞き流してください。

とにかく、
今回は、充実した修行でした。
ラーでは、苦汁を飲まされ、
セールでは、ある意味開眼ですから・・ね。

まだ見ぬ世界の魚たちが教えてくれること
この体験を期待しつつ
修行あるのみです。

最後に
いつも修行でお世話になってます先輩。
そして、今回の修行をサポートしてくれた
GOOD FISHERMAN
クーさん!!本当にありがとうございました
↑クーさん&↓ ディブさんを初めとするみなさんに感謝、感謝。
今回お世話になったディブさん ありがとうございました

世界には、クレイジーで、イカしたフイッシャーマンが沢山いる事を知り、
そして、そんなみなさんと、今回、同じ時を過ごせて本当に感動でした。

これからもよろしくです。

世界は広い
世界の釣り人も凄い。

と、言うことで
新しい体験を求めて
これからも修行あるのみです。

次に待つ修行も
気合を入れて釣り、釣り、釣り!!

ではでは。
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  1. 2011/10/11(火) 08:00:01|
  2. 修行
  3. | コメント:0

亜細亜修行 セール編 1

セールフイッシュ・・さすが最速の魚類って感じでした
みなさんこんにちは。GROOVER’S BENDの桑野です。
今日は、修行の後半戦
セールフイッシュ編を書いてみたいと思います。

今回のメインのターゲットであり、
前回苦汁を飲まされたターゲット・・・
これが、セールフイッシュ。

魚類で最速を誇り、
そして、あがらない魚。

フッキングし、
スプールの文字が見えないくらいのスピードで
走るだけ走って・・・そしてバレる。

何本掛けても・・・フックアウトの連続。
地元のアングラーは、
「100バイト・・・1キャッチ」
的なニュアンスで、ルアーでの釣りの難しさを称してる位
とにかくバレまくります。

何故ならば、セールの口の周りは、ビル(角)を含めてほぼ骨。
骨には基本針は刺さらないので、
骨の関節等に存在する柔らかい部分に掛ける訳なんですが・・・

他の魚類に比べて、セールは口の周りで針が刺さる面積が、
「・・・これじゃぁ・・」と、感じるくらい
とにかく狭いんです。

故に
針が刺さらない
=バレル
=上がらない魚
なんですね。


難攻不落の好敵手 セールフイッシュ

よく、「セールフイッシュは、ルアーで釣ってこそ、真の意味がある。」
的な、言葉を耳にします。

この言葉は、、セールフイッシュは、
”ベイトフイッシュの泳がせ”で攻略すると簡単に釣れてしまう魚だが、
ルアーでの攻略となると、途端に相当難しい対象魚へと変貌する
と言うことを意味してまして・・・

ベイトフイッシュを使ったムーチング
=基本飲み込む。
=口の奥には柔らかい部分が存在する
=ほぼ100%フッキング

ルアーでの攻略
=基本、飲まないから口の周りのフッキングを狙う
=パーフエクトフッキングは、確率的に非常に難しい
=高い確率でフックオフする。

と、いったプロセスが、そういった結果を生み、
故にそういった言葉が語られる訳ですね。

この言葉通り、
ベイトフイッシュを使えば意外に簡単に釣れてしまうこのセールは
ルアーで釣る事に拘ると、途端に難攻不落のターゲットとなります。

ちなみに、私の先輩の談。
「キャッチできたセールは、角にルアーが絡まったり、
フッキング時にアウトフック(スレ掛かり)した魚が殆どだよ」

それって、基本的には掛からないって事を意味していますよね。

現に昨年のアタックでは、

「ヨッシャー」と叫びながら全開フッキング!!
そして、数秒~数分後のファイトを経て、
湧き上がってくる「今回こそは大丈夫!!」といった
淡い期待は、その後、フックアウトで無残に砕け散る・・・

2日間のバイト全てがこの結末。

言葉を無くす位、心を折られて・・・
そんで、その言葉の意味を再認識されました。

なにせ、2日間、全てが長、短はあったものの
このプロセスを経てフックアウト。
結果、完全試合ですから・・・ね。

そのターゲットとの
1年越しの対峙。

今年こそは・・
と、思いながら亜細亜の地でスタートラインに立ち、
修行は開始されたのでした。

そんなこんなで又次回。
ではでは。
  1. 2011/10/10(月) 19:56:02|
  2. 修行
  3. | コメント:0

亜細亜修行 ラー釣り 後編

シエスタの一時・・ハンモックで昼寝です
みなさんこんにちは。GROOVER’S BENDの桑野です。
今日は、亜細亜修行の1日。

トーマン攻略の後編です。

熱帯に属するこのエリア。
正直、灼熱です。

灼熱=最高気温になる時間帯は釣りにならない・・・
そんな理由で、ガイドさん含み、午後の昼食後は
シエスタ。

つまり、長めの休憩です。

↑シエスタは・・こんな感じ。
ハンモックに揺られてジャングルにサスペンド。

ちなみに、ガイドさんの傍らには銃。

何で??と思い着てみると・・・笑顔で「タイガー」と言う単語が口から飛び出す。
「・・・タ、イ、ガー!!」と多少ビビッていると、

「ノーノー リトル、リトル」
と、ガイドさん。

いやいや、少ないからって・・・・ね。

詳しく聞いてみると、どうやら銃は、主にコブラ対策だそうで、
キングコブラは、普通にいるらしい。

大丈夫だ!!。出ても俺に任せろ」と言うゼスチャーを信じつつ
故のにジャングルで中刷りな訳ね・・・
と、納得してお昼寝開始でございました。

トーマンちゃん・・・遊んでおくれの図

蒸し暑さに起こされた感じで、PM3時起床。
ボートに乗り込み後半戦開始。

津留崎さんがキャッチしたトーマンちゃん

↑そんで、飛び出した今日1本目のトーマン。
今回、同伴させてもらった、私の先輩、津留崎義孝さんがキャッチした
グリーンのトーマンちゃんです。

肉厚で、豊満なボディ・・・
う~んセクシー・・・
と、唸る位きれいな魚体でした。

そこから、確変突入!!。
先輩のみ連発モード突入でございました。

私は・・・と言うと
外道のスパローがサクッ・・・意外に歯が鋭い??
↑こんな感じ。

外道のスパローをランディング中にサクッとやられたのみでした。

ちなみに、このスパローをやった犯人は、
トーマンちゃん。

この切れ味・・・
現地の人がボガグリップで必ずキャッチするはずです。

ちなみに、日本のラーだと、こうはなりませんから・・絶対。
この切れ味は、下手すりゃ指なくなりますよ。

風を読めない・・・そんな日でした
そんあんなで、夕暮れ・・・
ちなみに、↑ご満悦の先輩と正反対の落ちまくった私・・の図。

1日投げまくって、1バラシ、数回のバイト、そして更に数回のチエイス・・・のみ。
完全試合・・・亜細亜でやっちゃいました。

正直、悔しい。
悔しい、悔しい、悔しい!!。

故にきっとリベンジ!!。
待っていろワルドトーマン。

次は、軽~く遊んじゃるかならな!!

と言う事で、
世界は広い、野生は凄い!!
ではでは。


  1. 2011/10/06(木) 08:01:00|
  2. 修行
  3. | コメント:0

亜細亜修行・・・ラー釣り

みなさんこんにちは。GROOVER’S BENDの桑野です。

今回は、
たまには・・・
と言う事で修行につて書いてみたいと思います。

2011年の修行の地は、ズバリ 亜細亜。
亜細亜エリアで合計6日間の修行に勤しんでみました。

その中の1日。
リザーバーで行った亜細亜のラー釣りについて書いてみたいと思います。

亜細亜においての最も有名な淡水魚・・・これがトーマン。
日本でおなじみのラーの一族です。

このトーマン 日本のラーと同じ種族なんですが、
性格は、かなり異なった感じ。

日本のラーと比べると、かなり大胆な性格で
正直、形は一緒でも全然違う魚と思った方が良いのかも・・・です。

私的には、今回2回目のアタックでして、以前釣った事はあるんですが、
以前手にしたのは管理された池だったので・・・

ワイルド トーマン・・・つまり完全な野生環境のトーマンは、初めての経験です。

ちなみに今回は、ボートでの釣行。
水底には数万本のティンバー


↑写真のリザーバーが今回の舞台です。

リザーバー・・・亜細亜でワイルドに作るとこうなるのね・・・
と納得してしまうようなこのリザーバー。

平均水深6~7ft位でとりあえず広大。
比べるのが変ですが、北山湖の5倍・・・
いや7~8倍は、あるかも??。

とりあえず、浅く、そして馬鹿でかい。
そんで、湖の底には数万本のテインバーが並んでます。

早く言えば、森の木を伐採せずに、そのまま適当な堰堤を作って沈めた・・・
そんな感じですかね。

エンジンで、スロー走行。
100m走る間にゴン、ゴンと6~8回はテインバーにヒットする感じ
と言えば判りやすいでしょうか??

とにかく、一定間隔でテインバーと言うか・・・
水面直下にスタンプの長いヤツが並んでいて、
そんでテインバーの間は、フサモ系の藻類が繁茂している
そんな感じです。

湖のメインは、ほぼ全域↑の写真のようなエリアなんですが、
ワンドの奥や、限られた地形には

ハスのエリア


↑のような 同じみのシュチエーションなんかもあったりして・・・
多伎に渡る攻略が楽しめるフイールドでした。

そんなワイルドなリザーバーを朝から晩まで攻略した訳ですが・・・
これが正直、一筋縄ではいかなかった・・・ですね。

特に午前中は、迷走に次ぐ迷走で、
意味がわからないまま、ただ反応を探した感じでした。

午前中の釣果は・・・
僅か1アタック。

フッキングに持ち込んだもののフックアウトしてしまい・・・
軽く膝から崩れ落ちてしまいました。

グリーンに輝く魚体・・・ファイト自体一瞬だったんですが、
今でも目の奥にハッキリ焼きついています。

まあ、それでもワイルドトーマンとの対峙は、楽しいもので、
迷走しながらもエキサイティングな午前中でした。

と言う事で、今日はここまで。

次回、後半戦もお楽しみに。

ではでは。
  1. 2011/10/05(水) 16:05:06|
  2. 修行
  3. | コメント:0

豪州修行2009 vol1 地の果て”ウエイパ-”

weipaのエアポート
みなさんこんにちは。GROOBER'S BENDの桑野でございます。
修行期間中に溜まってた残務をこなし一息ついたpm8:00です。

今日は仕事パワーがすでにエンプティ・・なので”ブログでも・・”と思いこのページを書いております。

昨日無事帰還した”豪州修行”・・気付いてみると今年で5回目のアタックなんですね。(多分・・)
そんで更に気付くと・・この豪州ネタは今まで1度もブログのお題として扱われていないんですよ・・ね。

故に・・と言うわけではないのですが、今年はこの豪州ネタをボチボチ・・っと書いていこうと思っとります。

今回はその第1回目。
修行の地 ウエイパーについて・・です。

このウエイパーは、オーストラリアを世界地図で見たときに見て取れる”左側の角みたいな岬”(ケープヨークと言うんですが・・)の先端からほんのチョット西側に下がった分部にあります。

気候的には亜熱帯に属し、オーストラリアで最も温かいエリアにある街なんですね。
この町は、数百人位が暮らしていまして、そのほとんどがボーキサイト鉱山で働いている・・といったいわゆる鉱山の町。周囲800KMに主だった町は無く(先住民さん達の町は数ヶ所有るみたいですが・・)ジャングルに囲まれた”陸の孤島”という形容が正しい町です。

このウエイパーは超小規模な町なんですが、鉱山関係者の為なのか小型機ながらに定期便の空路が確保されていまして・・この空路を使って陸の孤島にエントリーする訳ですね。
町の中こそ舗装路がありますが、一歩町を抜けると”パリ・ダカールラリー”を彷彿とさせるダートロード(未舗装の道)しかなく、一番近い都市まで800㎞で途中に3ヶ所川を渡らないといけない(雨季には)といった日本では考え難い環境。この空路が無ければとても行くのは無理・・な場所だと言えますね。

ちなみにアクセス的には、日本からだと、まずオーストアリアの”ケアンズ”に飛び、そこでドメスティック(国内)ラインに乗り継ぎ、小型プロペラ機で更に800KM・・約3時間弱の空の旅を強いられます。

ケアンズから、エアークラフトのペラ機に乗って、ブゥオ~ンと3時間弱。そんで「きっと、空軍あがりのイケイケの機長なんだろうな・・」と感じざるおえない曲芸じみたワイルドなランディングを経て到着すると・・そこが修行の地”ウエイパー”なんです。

世界最大のボーキサイト鉱山を有した鉱山の町”ウエイパー”。
ジャングルと、赤い大地が織り成すコントラストを飛行機の窓から見ると「今年も着たな・・」と感じる漁労長なんですよ。

  1. 2009/10/04(日) 21:04:21|
  2. 修行
  3. | コメント:0