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GBI日報

タックルショップ&カスタムロッドファクトリー「GROOVER’S BEND」の店主「桑野」の日記でございます。

カルディアKIX・・大改修計画

カルディアKIX完全分解・・良い子はまねしてはいけません!!

みなさんこんにちは。

ロッド製作はパーツ待ち・・・で小休憩・・ということでお店の空き時間を有効活用・・・という言い訳で、先日不慮の事故で大破してしまったカルディアKIXの大修復作業にチャレンジしてみました。

チャレンジ・・・と言うのもカルディアKIXを始めてとするリアル4機構搭載モデルは、全分解及び再組み立てにかなりの難易度を要する機種なのです。

特にギアー関係部分は基本的に「メーカーでの持ち込修理」が指定されていまして、修理の場合必ずメーカーで行わなければクオリティの保証はできない・・との事なのです。

以上の理由からR4機構・・の全分解はオタクの私ですらやった事が無く(・・全分解でなければ何度もやってますが・・)、今回の修理はある意味「良い経験」だと思いやってみました。

今回は、使用1年と半年以上(多分出てすぐ買ったので1年と8ヶ月くらい)の使用でブレイク。・・・といってもスプールが固定されている状態で強引にハンドルを回したのが破損の原因で、どんなリールでも壊れて当たり前・・の状態だったんですけどね。

ただ、これは破壊試験的な壊し方だった為、これで壊れる部分がKIXのギアー部で最も弱い部分・・ということは推測できると言えます。又、合わせて全分解で細かい箇所の磨耗、ベアリングの状態等もチエックでき、「KIXの全体的バランスを合わせて検証してみよう!!」といったおたく的検証企画に発展してしまう・・のは自然の流れでしょうか?。

面白がって、完全分解してみてすみずみまで分析を行いまして・・感じた事・・ですが、まずトータル的見地で・・・やはりこのリールはトータルバランスに優れている・・と断言できるでしょう。今回のリールは1年半以上の使用で、使用環境も海水にはしばしは長時間浸かるし、エギは鬼ジャクリだし、磯なんかで落としまくってますけど・・それにしてはギアーの磨耗、ブッシュ等のヘタリ等も予想以上に少なく良い状態でした。

ただ、・・これは私のメンテが悪い(意識してそうしてます・・これで弱い部分が露呈しますから・・いわゆる実験です。)からなのですが、ドライブギアを受ける大口径ベアリング2個、ロータリーギア支持のベアリング1個、R4の中枢部分のパーツ1個にサビやヘタリが確認されました。
ドライブギア

又、今回の事故でドライブギアの下側のギアが砕けてまして(写真の部分)・・駆動状態での負荷でこの部分がブレイクする・・ということはこの部分がギアー部分で最も弱い・・ということが予想されます。何かが起こる時はこの部分から・・と言う確率が高いですね。ちなみに破損はこの部分だけでこれに接していたロータリギア、そして駆動的に負荷のかかりやすいメインピニオン共に無キズ・・というのは優秀だと思います。
今回交換したパーツ

以上が分解してみた見解です。今回は、破損したメインドライブギアと、ドライブギアを頼むと付いてくるピニオンギア(正直このパーツはいらないのですが、パーツがセットでの販売となっているため絶対に付いてきます)、そしてダメになっていた3ヶ所のベアリングをD社のものではなく私の愛用するメーカーの物へと交換して、更にR4の中枢部分の小さなパーツを1ヶ所(これはもちろん純正パーツ)に交換する事にして、再組み立てスタート。

そして2時間を経て・・完成です。
検証+分析+再組み立てで2時間・・想像より長い旅でした。組んでみてドライブギアの受け部分のクリアランスは想像以上にシビアだった事には驚かされました。

多分この部分は・・「良い子は扱ってはいけない部分」・・だと思います。この部分のイジリ関係は間違いなくメーカー行き・・ですね。今回の部分は、だD社では計器を使ってクリアランスを調節されている部分でして、気軽に全分解・・などしてしまうとゴリ感等が出てしまいやすく・・・とてもシビアな部分なのです。

ちなみに私のリールは、壊れる前の常態+アルファーくらいの仕上がりでフイニッシュでしたよ。今回のベアリング交換で耐久性は相当上がったはずなのでこれからも酷使・・・です。

とりあえず、自身のある方のみ全分解・・そうじゃない方は、触らない・・・これがR4の基本ですね。

以上、参考までに・・。


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  1. 2007/01/20(土) 21:39:22|
  2. バスフイッシング
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