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GBI日報

タックルショップ&カスタムロッドファクトリー「GROOVER’S BEND」の店主「桑野」の日記でございます。

サーフェース「ラー」フライシステム・・

フライでキャッチした85cmのラーちゃん

みなさんこんにちは。

今日は私が若干ハマっているマニアックな釣りのお題を少々。
今、私の中では「フライで武者修行」がブームでして、今までフライであまり釣らなかった対象魚にもう一度アタックしてみよう・・・というノリでチャレンジしてみてます。

このマイブームの延長線で当然浮かび上がってくる対象魚に私の大好きな「ラー」がありまして・・・今日はこのラーのフライ攻略のお話しです。

そもそもセレクティブな対象魚・・例えばサイズ、形、色が違えばバイトしてこないような魚を「リアリティ」の追求で「ホンモノ」だと判断させ、バイトに持ち込むそんなノリのフライフイッシングで、この時期の「日向ぼっこ系のボケ浮きラー」の閉ざされた意識の扉をノックし、覚醒させ、そして開く事ができるのか???・・・少し難易度が高いだろうな・・・くらいは予想できます。

はっきり言ってこの少し難易度が高い・・はかなり誤った考えでして・・実際にアタックしてみると想像以上の難易度に「・・・・」って感じです。

実際、近頃少ない時間ながら3回、フライで「ラー」アタックを行いましたが、1回2回目は余りの難しさにあえなく玉砕・・・。ライトカバーの浮きラーのシューティングというこの時期のスタイルをフライで攻略するには意識しなればならないことがとても多いことに気付かされ、その対応を考えないとどうしようもない・・といった感覚にまで追いやられました。

まず、必要だと感じたのはロングシュートでのアプローチの重要性。浮きラーは空中に動くものに非常に敏感・・というかボケ浮きしているように見えて空中を動くものには常に監視を怠らない・・といった感じなのです。カエルでの攻略ではこの部分はあまり感じなかったのですが、フライラインのループ(キャステイング)がラーの監視ライン(多分5~8m以内)に入ってしまうとラインを警戒し沈んでしまうのです。

まずこの部分に「・・・・」だったのですが、この部分は手前でループを作り、シュートで一気にラーのボジションに持っていく事を意識すれば解決する事なのでラインの番手を大きくしてロングシュートを可能にして解決でした。この部分は他の対象魚で感じたことが無かったので、神経質というか・・なんと言うか・・・本当に意外でした。

次に問題になったのは、フライの加工部分。フライでの攻略は5月~6月のライトカバー時期の「シューティング」でのみその有効性が発揮できると考えていまして・・この時期はすでにライトカバーコンディションですからフライ(イワイマジックミノーLL)にスナッグレス効果を付加しなければ釣にならないんです。この部分は元フライマン(自称ですが・・)なのでナイロンのスナッグを取り付け、仕上げにバーブも潰し、バーブレス加工をして問題クリアー。ついでにリーダー部分も自作して50ポンドクラスで対応しました。これでタックル部分の改善も完了です。
ラー対応マジックミノー改

この2点を改善して3回目の実戦にアタックとなりました。上記の2点を改善した事で「お話にならない・・・」ような状況は回避できるようになったのですが、今度はラーの心の扉を叩けないんです!!。さすが「リアリティ」の追求系・・・高判断状態の対象魚をあざむくその「リアル」は自然すぎて心をクローズしたラーにはその魅力がとどき難いんです。又、フライラインがラーの近くに落ちただけでまたもや「沈む」始末・・・。この3回目にしてまたもやこの部分の改善に悩ませられる結果になるとは・・・。

まあ、悩んでも仕方がないので早速改善・・なのです。この部分を改善する為にまず「超ロングリーダー」に交換しまして、「浮いたラー」をリーダーの真ん中部分で捕らえ、フライ・・・ラー・・・・フライラインといったサンドイッチ系のアプローチで、しかも最初に「気付かせる」為に超タイトループのシュートでフライをバシッと叩きつけなければならない・・だけどラインは静かに落とそうね・・系のかなり無理無理系キャストでアプローチ・・といったインスタントな対応策で攻略再開。

こんなキャストが100パーセントうまくいく分けなく・・失敗を繰り返しながらアジャストしていって・・・そして攻略成功・・というゴール地点にたどり着きまして・・・フライでの「初ラー」との対面を果たしました。
このサイズがメインでした。



そして更に追求すると、完全無視系のラーに意外にも「ほっとけ」からのリッピングが効く事を発見。この要領を駆使し多分カエルでは口を使わないだろう系の巨ラーにアプローチ・・・・そして「バフッ」・・・です。その結果、一番上の写真のラー(85cm・・このサイズは水路オンリーの私にとって1年に数本の大きさです)をキャッチできました。(このファイト中に私が長年愛用していた無名のフライロッドのグリップがブレイク・・・でも良いんです、私はロッドビルダー、リメイクで蘇らせますから・・。)

正直この対象魚には苦戦を強いられましたが・・・攻略できるようになるとある意味「リアリティ」は「無反応ラーのバイトの引き金を引く効果」があることを感覚的に感じる事ができました。・・・・この感覚は本当に勉強になりました・・マジで。

マジックミノー恐るべし・・って感じですね。そんなこんなで又次回。
ではでは
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  1. 2007/05/28(月) 20:25:45|
  2. フレッシュウォーター
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