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GBI日報

タックルショップ&カスタムロッドファクトリー「GROOVER’S BEND」の店主「桑野」の日記でございます。

フライから学ぶ事・・・

フライで1日どっぷり・・でした。
みなさんこんにちは。GROOBER'S BENDの桑野でございます。
今日は、学校の授業の一環でフライフイッシングの体験を目的に九重フイッシングリゾートに行ってきました。

総勢11名で1日どっぷりフライを探求してみた訳ですが・・
監督しなが観察すると色々な事が見えてきて先生として教えた立場なのに細かい部分では気づかされる事・・なんかもあったりして、「教えることは、ある意味教えられることでもある・・な」なんて変に納得でした。

そんな流れから・・管釣り攻略論なんぞをそこはかとなく書いてみたいと思います。

管釣りでの攻略は、そのターゲットが”養殖された鱒なんだ・・”ということを認識、理解することから始まります。養殖された環境が養殖鱒たちの行動パターンに深く刻み込まれている・・・・この事が養殖鱒攻略のカギとなるのです。

養殖鱒は、狭い環境で高密度で育てられています。それ故に自分以外の鱒を行動の端々で意識してしまう・・そう言った性がネイティブよりも色濃く現れます。人間的に言えば世間体に拘る・・と言いましょうか?他の鱒の行動に絶えず意識の一端が置かれているんです。

ペレットと言う逃げない餌から・・もしくは高密度の環境で生き抜く為なのか??・・この部分は謎なんですが、ともかく1匹でも本気の捕食行動を起せば、その行動を見た他の鱒のスイッチが入り、そのスイッチが連鎖し複数の鱒が捕食モードに入る・・といった癖を持っているんですね。

つまり、1匹の鱒に本気の捕食行動を起させること・・これが活性の連鎖を引き起こす鍵と成りえるんですね。

1匹が興味本位で近づいてきて見切る・・よくある光景ですが、これでは負の連鎖でその後の後続も近づいてはくるもののすべて見切ってしまいます。ですが1匹が本気の捕食を意識しているときにとる”ある特定の動き”を起せば、たとえその鱒が見切ってターンしても、その行動が周りの鱒に連鎖して、次の一匹が特定の動き10%増しで近づき・・次の鱒は特定の動き20%増しで・・その次のは30%増して・・と徐々に活性を上げてきて最終的にバイトしてしまいます。

この養殖鱒に顕著に現れる行動癖をターゲットに如何にその引金を引くフライを調節しアプローチする事が私の考える管釣り勝利の方程式。

この引金を引く要素”波動”、”シルエット”、”アクション”、”カラー”を組み合わせその状況にシンクロして行くか??・・が管釣りでの攻略ゲームだと言えますね。

ちなみに・・
今日生徒11名中での最多キャッチアングラーは60本。
2位に約倍の差をつけてのブッチギリでした。

その圧倒的な差には括弧とした理由がありまして・・
今日の鱒は横の動きに対する反応が低く、フリーフォールが基本戦略として有効な状態だだったんです。
その落とすだけと言う”アプローチした後は基本フライの性能任せ”の釣りにおいて、彼が使ったフライだけがサイトエリア(水面から40cmくらいまで)内で鱒の生態的引金を引き、ファーストアタックから複数回のアタックの連鎖を引き出し・・結果、目で見える範囲内でバイトに持ち込むことができた・・これがダブルスコアーを叩き出した理由。

他の生徒のフライは、シンクロ率が低い物は基本無視。高いレベルでシンクロした物でも目に見えない水深までフォールすることでやっとバイトが起きる状態。今日の鱒はフライを丸呑みすることはほぼ無かったので、バイト=即フッキングを徹底しないとキャッチ率は著しく下がる状態・・故に見えないエリアでのショートバイトのフッキング確立が上がらす、結果としてミスを連発だった訳です。

バイトを短距離で引き出せた=サイトで唯一フッキングに持ち込めた・・・見て合わせるからフッキング確立が飛躍的に向上し、結果としてこの差が生まれたわけです。

正直、なるほど・・と感心しました。フリーフォールを動かして一端誘い治すと、その時点まででバイト誘発のキーが引けてない場合はシラケモードに移行してしまうので、ある程度盛り上がるまではただ落とすのみ・・の攻略しかない状態だった・・

更に浮いたままの物、スローフォールでは完全に見切られ、又カラーも特定のカラーでないと反応値はマイナス方向に引かれてしまう・・・シルエットをあわせてもマテリアルを同じにしないとマイナスに引かれ、マテリアルを同じにしてもマテリアルの密度を同じにしないとこれまたマイナスに引かれる・・・そんな微妙な状態でしたね、(検証しましたから・・確実です。)

かなり微妙なバランスで、高いシンクロまでフライを持って行けたからこの状態を作り出せたんだと思いますよ・・正直。

・・・話は横道にそれてしまいましたが・・
このような細かいシンクロを探求するのがフライにおける管理釣り場攻略の醍醐味だと思います。
シンクロ率が低くてもある程度シンクロできていれば釣果には結びつきます。
ポツポツは釣れ続くんです。しかし、本当の意味でシンクロするとその段ではありません。その何倍もバイトが起こるんですから・・管釣りで釣りをしていると釣れたという答えに意外に容易にたどり着きます。その時点で満足することなく、更に考察を深めればその上の世界がそこには存在しているんだと私は考えています。

更に高いシンクロ率を探求する・・・
養殖の鱒というある意味独特の攻略性を持ったターゲットに対して、養殖環境からの逆算においての究極のリアリティを探求する事・・・これが私の管釣りの楽しみ方です。

ターゲット自体にある程度の反応値があるのでアングラーの問いかけに、その答えの良し悪し&可能性をレスポンス良く返してくれますので、スピーディにゲームを組み立てる事ができ、又、時間経過、環境変化でリアルタイムに鱒の嗜好は変化していきますんで、シンクロできていても微調節していかなければすぐにズレてしまう・・。

探求の答え合わせが早く、且つリアルタイムに微調節することが必要となる・・状況の分析、対応力の演習としてその力量が問われる面白い釣りだと私は思いますよ。


と、・・・また、どーでもよい事をダラダラ書いてしまってました。
勢いに任せて書いてまして、そのまま書くと長くなってしまうので、ここらで終わっときます。

まあ、一個人の考え方ですんで・・こういった考え方もアリ程度で軽く流してやってください。

ではでは。
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  1. 2009/10/30(金) 17:40:21|
  2. フレッシュウォーター
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