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GBI日報

タックルショップ&カスタムロッドファクトリー「GROOVER’S BEND」の店主「桑野」の日記でございます。

ロッドテイップの修理

この部分で折れたロッドを再生です
みなさんこんにちは。GROOVER’S BENDの桑野です。

今日は、昨日依頼を受けた折れたロッドの再設定について書いてみたいと思います。

このロッド↑
Iさん愛用のロッドでして、不慮の事故で折れてしまったそうです。

今回は、このロッドを彼のリクエストに沿った形で再設定といった作業に取り組んだ次第です。

このロッド、凄く気に入っていたらしいんですけど、保障期間が過ぎていた為に
メーカー保障修理を断念したらしく、

このロッドの代わりに・・・と「陸派 ワームサウザント」の問合せを受けまして・・・
その話の流れで、「甦らせよう!!」と、言う方向へ話が発展。

そんな経緯で、Iさんの要望
「オリジナル(元々)よりももう少し柔らかいテイップのロッドが欲しい」
と言うリクエストを踏まえた形で再設定・・となった訳です。

基本的な工法は、チューブラーをソリッドテイップ化することで
テイップ部分を再生というもの。

具体的にはチューブラーのデーパーデザインからコネクション位置を割り出し、
それを基点にソリッドテイップのテーパーデザインとのシンクロを導き出して
そのバランスでテーパーを作っていく・・・
なんて作業を展開していく訳案ですけど・・・

今回の再設定において
テイップを継ぐ・・・と言う技術面よりも問題なのは、
テイップのテーパーをデザインする事。

なにせ テイップのテーパー=ニュアンスなんで代物は
”感覚の上にある感覚”みたいなもの
そう簡単に導き出せるモンではありません。

今回は、ベースロッドのテーパーが独特だった事が難易度をさらに引き上げる結果を招き、
正直時間がかかっちゃいましたね。

今回の再設定は、悩まされましたけど、その分充実でした。

テーパーをデザインする為に指の位置から上を再設定しました

結果的に紆余曲折を経て
ハイアングルのソリッドを活用し、
この位置(↑指の位置から上がソリッドテイップです。)でコネクト
・・・といった結論にたどり着きました。

ガイドもT-LDBが標準で搭載されてたんですが、
テイップニュアンスを若干柔らかめに持っていった関係から

「ここは拘りたい!!」と言う事で
KLガイド+LGに交換し、ガイドの数を+2に個数アップ。

位置も再設定して、
そんで3日間のコーテイングラインを経て

約5日の工程を経てテイップセクション完成の図
↑ 本日、完成でした。

いや~めでたい。

そんで、
せっかく新しいコンセプトのロッドとして甦ったんですから、

最後は、使用感満点のグリップのクリーニング
長年の使用で使用感MAXとなった
コルクグリップもクリーニングして・・・

クリーニング完了の図
↑これで、めでたく持ち主の所へ送り返せます。

ここから更に 使い倒してもらえよ~ロッド君!!

と言う事でIさん本日発送します。
到着まで しばし、しばしお待ちくださいね。

ではでは。
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  1. 2011/12/24(土) 20:11:55|
  2. ロッド製作
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