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GBI日報

釣り道具屋 GROOVER’S BEND の店主 「桑野」の日記でございます。

Gバド 補強メンテナンスのススメ


皆さんこんにちは。GROOVER'S BENDの桑野です。

いよいよ実戦投下が始まりました
FCL USD75・・私の言うところのGバド

今日は、ここから必ず必要となる‼
と、いう意味で このGバドのメンテナンス&補修方法
書かせていただきたいと思います。

P5272627.jpg
↑因みに 私が有する 最も使い込んだGバド。

アクションテストをやっていた実機でして
約半年の使用です。

表面の装甲はまあまあ痛んでますが、
まだまだ全然現役。

私的には
エンジンでいうところの慣らしが終わった位の感覚です(笑)。

今回は、この機体をベースに
補強&メンテナンスを行っていこうと思います。


補強&メンテナンスが必要な部分は、
一般的なバド系ルアーが そうであるように
後部エリアに集中します。

P5272613.jpg
リアのシャンプダンパー(写真の丸い金属のガード)に
付属の金属ねじをあえて使わない
強度よりアクション重視設定の場合、

特に 今回のメンテナンス&補強は重要となります。

(※私は、基本この仕様です。
 多分、これがベストだと考えてますので・・・)


この部分のメンテナンスの準備として
まずは、リアブレードをヒートンを緩め取り外し、
更に、仮接着されている ジャンプダンパーも外します。

P5272617.jpg
↑バドのリア部分取り外し完了の図

まずは、 表面の装甲割れ(コーティング割れ)の補修
今回は、後部に出来たコート割れを補修します。

用意する物は
P5272619.jpg
中粘度(重要‼) の瞬接。

私は↑の物を愛用しています。

P5272618.jpg
コートの割れは、割れ部分に 中粘度の瞬接をたらし、
3秒ほど待って そしてふき取る


これでOKです。

変にエポキシ等で盛るよりも
この方法の方が レスポンスを維持できるので
おすすめです。


続いて ジャンプダンパー&リアブレードの補強。

通常のバドを使っていても
この部分の補強は一定期間で
必ずやらないといけない
のですが、

Gバドも もちろん この部分の補強は必要です。

長く使って、バスを釣りまくっていくと
ブレードのヒートンが緩み易くなったり、

Gバドの場合は
ジャンプダンパーがズレたりしやすくなります。

快適に 釣りまくる為に 
この部分の補強は必須
です。

P5272616.jpg
まずはジャンプチャンバーの整形。

長く使うと曲がっていきますのでその曲がりを修正です。

修正方法は、↑の写真のように
ペンチで一周くるりと挟んでいけば 綺麗にフラットになります。

次に、ジャンプチャンバー&リアブレードの再装着。

この作業には、
P5272620.jpg
5分硬化のエポキシを使用します。
(※クイックメンダー等のパテ系は不可)

必要量を1:1で練って
まずは、ジャンプチャンバーの接地部分に塗布。
P5272621.jpg
↑具体的には、写真のように 円の上半分の円周部分に塗布します。

この部分にジャンプチャンバーを乗せ、
そしてヒートンに若干のエポキシを付け
リアヒートンを再度ネジ込みます。

P5272622.jpg
この時、エポキシでヒートン上側とボディの間を
エポキシを盛って繋ぐ
ようにすると

リアヒートンがズレ難くなる
アクションがベストな状態で安定するのでGOODです。

あとは、ジャンプチャンバー周りのはみ出したエポキシを拭いて
P5272623.jpg
ブレードに接着剤が付かないように硬化を待ち
5分~10分を待って、リアブレードのヒートンの方向を
微調整し補強完了
です。



補足
P5272628.jpg
リア部分の補強以外に、、長く使っていると
リアフックに使用されているヒートンも
動き易くなってきます。

この場合も、リアブレードヒートンと同じく
エポキシを薄く付けて再度ネジ込むことで 改善できますよ。

P5272629.jpg
そんなこんなで、↑すべての補強メンテナンスが完了し、
再度出撃準備完了です。

補強を しっかりしておけば
ある程度の期間は快適に使用できますよ。

長く使うと徐々に補強が緩み、
再度 リアブレードのヒートンが動きやすくなってきます。

そうなったら
再度、今回の工程を繰り返してください。

補強リペアを丁寧に繰り返せば
長く 運用できますよ。

是非、活用くださいね。

ではでは。



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  1. 2022/05/27(金) 19:19:23|
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