
皆さんこんにちは。GROOVER'S BENDの桑野です。
いよいよ実戦投下が始まりました
FCL USD75・・私の言うところのGバド。
今日は、ここから必ず必要となる‼
と、いう意味で このGバドのメンテナンス&補修方法を
書かせていただきたいと思います。

↑因みに 私が有する 最も使い込んだGバド。
アクションテストをやっていた実機でして
約半年の使用です。
表面の装甲はまあまあ痛んでますが、
まだまだ全然現役。
私的には
エンジンでいうところの慣らしが終わった位の感覚です(笑)。
今回は、この機体をベースに
補強&メンテナンスを行っていこうと思います。
補強&メンテナンスが必要な部分は、
一般的なバド系ルアーが そうであるように
後部エリアに集中します。

リアのシャンプダンパー(写真の丸い金属のガード)に
付属の金属ねじをあえて使わない
=強度よりアクション重視設定の場合、
特に 今回のメンテナンス&補強は重要となります。
(※私は、基本この仕様です。
多分、これがベストだと考えてますので・・・)
この部分のメンテナンスの準備として
まずは、リアブレードをヒートンを緩め取り外し、
更に、仮接着されている ジャンプダンパーも外します。

↑バドのリア部分取り外し完了の図
まずは、 表面の装甲割れ(コーティング割れ)の補修。
今回は、後部に出来たコート割れを補修します。
用意する物は

中粘度(重要‼) の瞬接。
私は↑の物を愛用しています。

コートの割れは、割れ部分に 中粘度の瞬接をたらし、
3秒ほど待って そしてふき取る。
これでOKです。
変にエポキシ等で盛るよりも
この方法の方が レスポンスを維持できるので
おすすめです。
続いて ジャンプダンパー&リアブレードの補強。
通常のバドを使っていても
この部分の補強は一定期間で
必ずやらないといけないのですが、
Gバドも もちろん この部分の補強は必要です。
長く使って、バスを釣りまくっていくと
ブレードのヒートンが緩み易くなったり、
Gバドの場合は
ジャンプダンパーがズレたりしやすくなります。
快適に 釣りまくる為に
この部分の補強は必須です。

まずはジャンプチャンバーの整形。
長く使うと曲がっていきますのでその曲がりを修正です。
修正方法は、↑の写真のように
ペンチで一周くるりと挟んでいけば 綺麗にフラットになります。
次に、ジャンプチャンバー&リアブレードの再装着。
この作業には、

5分硬化のエポキシを使用します。
(※クイックメンダー等のパテ系は不可)
必要量を1:1で練って
まずは、ジャンプチャンバーの接地部分に塗布。

↑具体的には、写真のように 円の上半分の円周部分に塗布します。
この部分にジャンプチャンバーを乗せ、
そしてヒートンに若干のエポキシを付け
リアヒートンを再度ネジ込みます。

この時、エポキシでヒートン上側とボディの間を
エポキシを盛って繋ぐようにすると
リアヒートンがズレ難くなる
=アクションがベストな状態で安定するのでGOODです。
あとは、ジャンプチャンバー周りのはみ出したエポキシを拭いて

ブレードに接着剤が付かないように硬化を待ち
5分~10分を待って、リアブレードのヒートンの方向を
微調整し補強完了です。
補足

リア部分の補強以外に、、長く使っていると
リアフックに使用されているヒートンも
動き易くなってきます。
この場合も、リアブレードヒートンと同じく
エポキシを薄く付けて再度ネジ込むことで 改善できますよ。

そんなこんなで、↑すべての補強メンテナンスが完了し、
再度出撃準備完了です。
補強を しっかりしておけば
ある程度の期間は快適に使用できますよ。
長く使うと徐々に補強が緩み、
再度 リアブレードのヒートンが動きやすくなってきます。
そうなったら
再度、今回の工程を繰り返してください。
補強リペアを丁寧に繰り返せば
長く 運用できますよ。
是非、活用くださいね。
ではでは。
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