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GBI日報

釣り道具屋 GROOVER’S BEND の店主 「桑野」の日記でございます。

大型空母級・・出現!!

大型空母級のデブママちゃん

みなさんこんにちは。
今日は、土曜日なんですが、この時期には珍しくガイドが入っていない・・・・と言うことでオートマチックにクランク朝練に行ってきました。

かの吉田先生も「春はあけぼの・・」と申しているように、春の早朝は非常に趣があってGOOD。そんでもって「早起きは三文の徳」という古来からの言い伝え(この場合ことわざ・・でしょうか?)で更にGOOD・・・と言う理由で今日は5時起床・・・・・・のはすが、起きてみれば8時半。
木曜日に引き続き「・・・・・・・。」といった感じでスタートでした。

寝過ごしたものはしょうがない。前向きに「GO!!」・・・と出発したものの今日は朝から、ルー的に言う所の「ストロングウインド」状態。ポジティブな心にマイナス方向の精神的要因がさらにブレーキをかけまるなんとも煮え切らない感じ・・・・。

こんなことでどうする・・修行だ、修行と、心の「燃え上がれ俺スイッチ」をポチッとな・・と押し、勢いで修行スタートとなりました。

今日の修行のテーマは、木曜日の「SBの魔法に浸かりたくて現状を無視した自分への戒め」の意味で木曜日の正解行動の演習・・つまり、現状のベストな選択であるクランクベイトを使ったプリママの攻略。このテーマをクリアーする事で木曜日の夕方から約36時間積みかさねた積年の思いを晴らしてスッキリしよう・・というもの。

地図を片手にウインドの要因が直接的影を落とさないエリアを選択し、攻略開始。ますは、バスのロケーション把握の為に巻いて巻いてバイトを感じることから始めます。

今日のパイロットルアーは、おなじみ暴君伊藤K。今日は・・・ホワイトボディと、BOXを見るも格納庫でスタンバってるのは、チャート系の諸君のみ。「・・・・ホワイト君たちはどうした?・・ん」と考えてみるとメンテナンスに降ろしたままだったことが発覚。「し、しまった・・」では、押さえのエース「C-フラット」は・・と探すもスタンバって無い・・。そうですよ、手に入らないからセコって出し惜しみしてるんでした。あると使っちゃうんで1軍BOXには入れてない方向なんでしたよ・・・・今期は。「使ってこそのクランクだろうが!!」と自分に言い聞かせセコい心を一喝。

ならば・・と隠し玉のノーネーム超改造モデルなら・・と探すもホットタイガーが「よっ!!」と相打ちを打って来るのみ。・・・・ハイ、ハイそうでした。ノーネーム改のホワイトボディは先日撃沈したんでしたね。この改造には正直時間がかかるモンで・・忙しさにかまけて作ってなかったんでした。

結果・・・伊藤Kのチャートを結び、そんでもって攻略開始。
(ここで誤解の無いように・・・・チャート全然嫌いじゃないんですよ。かえって良く使うくらい・・ただ、今日の条件を考えるとチャートが見切られる可能性がかなり高いと予想されたモンで・・・だからホワイトを使いたかったんです。)

そこから約1時間引きまくり・・・・無反応。
ならば・・と、今年ちょくちょくお世話になっている鬼軍曹サンダースのCV(スローシンキングバイブレーション)でクランクでは攻めれない形状、シュチエーションをチエック。

このバイブは、現在最終調整中なのでテストスペックは潤沢に用意されておりまして・・・その関係から格納庫にチャート&ホワイトボディどちらもあったのですが、ここはカラーの分析を胆略化する意味であえてチャート系からスタート。
(クランクでチャート系からスタートしている関係で・・データーがゴッチャにならないように・・・本当はホワイトで行きたいんですけどね。あえて・・です。)

そんでもってこの判断が結果的に今日の条件を解く糸口となりまして・・15分くらいで小型のオスをキャッチ。この1本で今日のバスのポジションと反応の方向性が理解できまして、その後、ホワイトボディにチエンジすることで本命の巨大戦艦級がバスがチューッとキスしてくれまして・・・結果下の写真のバスをキヤッチできました。
CVのリッピングでキャッチ

これで納得・・と行きたいのですが、時間はお昼のストップフイッシングまであと1時間残っているではありませんか。

ならばと、今度はプリママを攻略すべく更なる絞込みを開始してみることに・・。
若干地形とのコンタクトポイントを深く(・・といってもプラス数十センチ・・具体的には1.2mくらいですけど)シフトし、メスバス特有の微弱な吸い込んで瞬間的に吐くバイト(・・いわゆるチューッというヤツ)を探します。

ひたすら正確なキャスト、そしてスローリトリーブ&リッピングを繰り返していると「コッ」と探していたバイトがC-フラットカスタムを介して伝わって来ます。ニュアンス的にボディをライスアップしてそのまま吸って、そして吐いている・・といった感じ。スポーニングを意識し始めたメス特有のバイトパターンです。直感的にメスのデカママだと確信し、食わせの為にあえてルアーチエンジです。

ここで選ぶのはプリのナーバスなメスバスが思わすDEEPキスをしてしまうアクションのクランク。このタイプの中で私がチョイスしたのは、このタイプで現在最も信頼している「シッソンプレミアムシリーズ」のフラットサイド小タイプの改造モデル。今年チューンしたモデルで最もイケてる「ハニーB理論」の延長に位置する自信作です。

これをライトスナップにセットし、キスバイトのスポットに的確に送り込むと「コッ」とDEEPキスが伝わって来ます。迷わすあわせを入れるとC-フラットカスタムはバットか大きな曲がりを見せ、重々しい重量感が伝わって来ます。「ルアーセレクトが合っていたのならルアーは口の中のはず・・つまり高確率でバレは無い。」・・そう決め込んでいる私はロッドパワーを利用して強引に魚体を浮かせにかかりまして、そして浮かんできたのは巨大空母級のメスバスちゃん・・そして予想通りルアーは完全に口の中でした。

デカさに興奮して、そしてルアーが口の中に入っている(まったく見えないので判ります)事に更なる興奮を覚える・・・つくづくオタクだと感じますね。・・・こういう所が・・。

さて、バスも浮かせる事に成功し、ファイトも終盤戦。後はランディングなのですが・・・ここで、一つ重大な点に気付く訳です。良く考えて見ると足場が高く、ランディングできる場所が無い・・。引き抜くには巨大すぎるし、口の中にかかっているとはいえフックサイズは#8・・・持つはずが無い。

瞬間的に迷った結果、仕方がないのでほんの少しの出っ張りを足場にして下まで強引に降りて行き何とかランディングする作戦を結構。慎重に足を掛け、かなり強引な屈伸状態から、ギリギリで口に指をかけ、なんとかランディング成功!!。

めでたし、めでたし・・・と思った瞬間、更なる展開の扉が開き始めます。
体勢を真っ直ぐに建て直し、後は這い上がるだけ・・と思った瞬間、軸足がコケですべりだし、ズルズルと重力に引かれした方向に・・・・。下方向・・・つまり落水の方向へ・・ドラマは展開を始めたのでした。

「何か掴めば踏ん張れる!!・・何か!!」と思った瞬間、左手にはロッド。右手にはバス・・・・・と、いう事実が私に付き付けられます。

どちらかを離して掴めば落ちずにすむ・・さあどちらを離す?
・・・・しかし、私の選んだ選択はどちらも離さず落ちる・・でした。

バスとロッドを持ったまま下半身に桜咲くころの暖かいとはいえない水の感触が襲ってきて・・・・
「おうっ・・・」と息を抜くような、深いため息ともいえない「うめき」をあげ、ママを持ちながら青空をゆっくり見上げる漁労長なのでした。

そういえば昔、雷魚釣りでフッキングの瞬間、その反動で私の背丈ほどの高さの溝に落ちてしまい、落下しながら「手を付くか?・・それともライギョをキャッチするためにそのままファイトを続けるか?」を考え、ライギョとのファイトを決断した結果、アバラ骨を数本骨折した事があります。

今回の事といえ、そのときの事といえ、いやはや成長していない・・というか懲りない性格ですね・・この魚への執着心は・・。

下半身ズブ濡れで、ママとの記念撮影をし、今日の修行は終了。
今期で最もナイスボディなビックママは、心のそこからズブ濡れの私を癒してくれましたよ。
燃え尽きたから、ズブ濡れでも・・・満足、満足。

12時のサイレンを聞きながらショップ開店の為、一路福岡へ向かう漁労長なのでした。
ではでは。
本日のタックル

参考までに・・・
今日の使用タックル
ロッド  MOVE C-フラットカスタム 漁労長専用機7.8ft
リール TD-X103Pi
ルアー GBカスタム 鬼軍曹サンダースCV パープルシャッド
     リーシッソンプレミアム フラットサイド(小) 改造モデル
ライン  カノア スタウト 16LBS 
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  1. 2008/03/29(土) 20:03:16|
  2. バスフイッシング
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